フワフワの温かいキャンディー?

2017年2月27日




 色とりどりのPOPな配色で出迎えてくれたこのブース。「SABENKO LIMITED/叁品諾有限公司」のブースだ。

 オリジナルデザインのクッションが主力商品。枕、フルーツキャンディ―やケーキをモチーフにしたクッションは、同社デザイナーのオリジナル。商談に訪れるバイヤーからは「日本にはない感じのクッションで、とても可愛い」と評判。肌触りも良く、やわらかく適度な弾力性。心も温まる。まさに〝フワフワの温かいキャンディー″だ。

 SABENKO LIMITEDは2016年4月香港でスタート。創業して間もないにもかかわらず、日本に進出。その原動力とは何か・・・。同社代表のChris K.W. Leung氏に取材した。





 「手探り状態ですよ。この東京ギフトショーが展示会への初参加なのですが、まだ代理店などのパートナー企業もなく、正直、右も左も分かりません。出展準備に何をして良いのかも分からなかった。」と笑顔で語るLeung氏。「商品開発は、社内スタッフがスイーツ店、雑誌などから商品のヒントをピックアップ。その後、デザインを起こし、社内で試作品を準備しています。今回展示している商品もすべて自社デザインの商品であり、東京ギフトショーに合わせて準備しました。」

 話を進めて行くうちに、彼と以前からの知り合いのような感じになり、このブースの不思議な魅力と相まって彼の魅力により引き付けられる。

 「実際、数多くの方にブースに来訪いただいてますが、そのお客様がどの様な企業で、我々の何に興味を示してくれたのか。この後、どの様に進めていけば良いのか。日本の商習慣は?」となんとLeung氏から逆取材も。

 現在の取り扱いアイテムは、「ケーキ、アイスクリーム、カップケーキ、ロールケーキ」。
OEMに関しては、図案提供を受け生産しているとのこと。

 一つあるだけで部屋のアクセントになり、個性を演出できるアイテム。この商品にマッチしたカーペットも欲しくなる。部屋は一つ何かが変わると、部屋の中全体が変わっていく。

 今後、同社が何を変えていくのか、注目したい。(第83回東京インターナショナル・ギフト・ショー春2017)

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※ 記事内容は、取材時のものです
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